犬の殺処分をなくすためには(地域創造学Ⅰ 生徒記事)
犬の殺処分をなくすためには
こんにちは、イネです。
皆さんは、犬と猫の殺処分が年間でどのくらい行われてるか知っていますか?
約72、433頭です(1)。
私は、殺処分をなくすためにどうすればいいのか考えていきたいなと思います。
1.なぜ殺処分が行われるのか
何らかの事情により、譲渡することが「適切ではない」と、判断された場合に行われるのが殺処分です(2)。
主に、病気やケガ、衛生上の問題などが理由として挙げられています。 また、飼い主などをよく咬んだ履歴を持つなど、攻撃性が高いと判断された場合でも殺処分されることがあるようです。
2.殺処分が行われるまでの過程
多くの保健所で行われている「殺処分」とは、CO2(二酸化炭素)での窒息死です。
この方法は安楽死とは言いがたい残酷なもので、殺処分を受ける犬・猫たちは複数頭が一度に狭い部屋に閉じ込められ、窒息の苦しみと恐怖感を味わうことになります。
私は、このことを知って殺処分をなくしたいと強く思いました。しかし完全になくすことは難しいです。苦しまず死なせる方法として安楽死のほうがいいと思いました。とても苦しい判断ですが殺処分と安楽死を比べたとき私達と変わらない命なので苦しまずに死なせてあげるのが現状では最善だと思います。
3.殺処分がない国の特徴1
殺処分がない国はドイツです。ドイツには500施設以上あり、そこで働くほとんどの人がボランティアです。 エサ代や治療費などの運営費は寄付や会費で賄われており、社会全体に動物愛護の精神が根付いています。
そうした背景により、ドイツは犬・猫の殺処分ゼロを実現している国だと言われてるそうです。日本には施設が114ヶ所しかありません。 半分も満たない数しかないのが問題だしボランティアとしての人の数が少ないのも問題だと思います。
4.殺処分がない国の特徴2
殺処分がない国の特徴は飼い主の収入が大きく関わっているということです(3)。犬を買うために必要な平均年収は310万から360万円です。この年収があれば安心して犬が飼えます。日本の平均年収は458万円となります。しかし、みんながみんな平均年収かと言ったら違うので、安定した収入を得ることが今の日本の問題なのではないかなと思います
(1)https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html
(2)https://neko-home.or.jp/article/culling-reason/
(3)https://www.felix-japan.jp/blog/details_1289.html