日本の睡眠課題について (地域創造学Ⅰ 生徒記事)
こんにちは!かりんです。
皆さんは睡眠の重要性を知っていますか?
1.日本の睡眠課題
このグラフはOECD(経済協力開発機構)に加盟している33カ国中の28カ国の平均睡眠時間を男女別に表したものです。
グラフから…フィンランドの平均睡眠時間が7時間30分で一番長く、日本の平均睡眠時間が一番短く最下位であることがわかります。
つまり日本は「睡眠不足」が課題であることがわかります。
2.睡眠不足による私生活への影響
睡眠不足は免疫力にも影響を及ぼします。風邪をこじらせて肺炎になるリスクは、睡眠時間が5時間未満の人は8時間睡眠の人に比べて1.4倍という報告があります。
また日中の眠気や意欲低下・記憶力減退など精神機能の低下を引き起こすだけではなく、体内のホルモン分泌や自律神経機能にも大きな影響を及ぼします。
また、ケアレスミスが増えたり、集中力が低下して勉強や仕事に取り組む時間が長くなったり、健康を損なって遅刻や欠席・欠勤が増えるなど逆に勉強や仕事の効率が悪くなってしまいます。
3.睡眠の名言
『まず寝ることが、幸福の基本』ー水木しげるー
『いい睡眠なくしていい仕事はできません』 ー佐々木かをりー
『疲労を取り除くための睡眠というのは、
単に何時間寝たかということだけでなく、眠りの質が大切』 ー満尾正ー
『嫌なことがあっても寝れば忘れる。寝る前に
解決策が思い浮かばなければ、それで考えるのは終わり』 ーザキヤマー
4.まとめ
日本の「睡眠不足」を解決するために、会社や学校、公共施設などに睡眠施設をつくり隙間時間に睡眠ができるようにしたり、残業や宿題などをなくし少しでも多く睡眠時間が取れるようにするなど、少しの工夫で日本の「睡眠不足」を改善できるのではないでしょうか。
5.参考文献